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フジスタッフチャレンジド社員のリレーコラム

【第2回】 フジスタッフ小山支店 原節子

  • 仕事の内容…営業事務

「スポーツ奮戦記」

2007年6月4日

スポーツ大好き

現在私は、本格的スポーツとして、スノーボードチームとバレー部の2つに所属しています。しかし、スノーボードのコーチは、“選手として活動するなら1つだけに絞るのがスポーツの基本”と言います。“趣味や楽しいゲーム等であれば幾つでも兼ねて良い”とのこと。私はスポーツが大好きなので、どっちかにしろと言われても辞められなくて・・・。結局、内緒で両方とも選手として練習を重ねています。試合の日程が重なってしまったら・・・どうする?でも、これまではタイミング良く、一度も試合は重なることがなかったのです。

練習する時間は、土・日はスノボーの練習(冬季)、火・金はママさんバレーの練習(通年)、土曜または日曜日にはOBのバレー練習(春から秋まで)。試合は、スノーボードは当然、冬季のみ。バレーは春から秋季の大会まで。実にうまくできてますよね。ですので、何の不便もなく、自分にとっては非常に都合の良い計画なのです。 とは言っても、隠し通せないことはあります。それはケガの問題です。例えばバレーで脱臼してしまったら、スノーボードのコーチになんて言えばいいの?コーチは勘が鋭く、ごまかしはきかないのです。

健常者との差

自分はろう者で、見た目は手も足もある、ただ耳が全く聞こえないだけです。だから健常者と同じようなレベルのはずだと思っていましたが、運動能力やタイム等を比べてみると、健常者との差がかなり大きいのです。しかし、合宿でコーチと出会え、コーチはろう者のことを研究してくれて、「耳が聞こえないから、バランス能力が不安定」ということが分かりました。確かに身体のバランスが悪く、微妙な動作の調整が苦手と感じたこともありましたね。例えば、目をつぶって、まっすぐに歩けなかったりしますが、耳が聞こえない者の特性のようです。スノーボードはバランスが重要なので、何とかバランス能力をトレーニングすることができないかと考えています。これからの目標は「ハイスピードで、安定感があって、ど迫力を!」という意識をもちながら、頑張って滑っていきたいと思います。

その後、2007年2月に米国ソルトレークシティーで開かれるデフリンピック(ろう者のオリンピック)のアルペンスノーボードの部で日本代表選手に選ばれました。2月1日からソルトレークシティーで行われた第16回冬季デフリンピックは大変感動的な思い出を作ってくれました。滑走の前に私のブーツのネジが半分取れてしまい、全部取れないように慎重に滑りましたが、悔しかったです。パラレルははじめての経験で個人で滑るのと二人で競うのはでは試合感覚もとても違い、やはり健常者とろう者で競技仲間を増やして一般の大会に積極的に参加し、緊張感とうまく付き合えるように、気持ちの弱さを克服しておく必要があると感じました。

結果、予選は通過したもののトーナメントで敗退しベスト8入りで終了しました。日本人のメダル獲得数は、金メダル3個、銅メダル1個となり、閉会式に当たっては選手全員で涙を流し幕を閉じました。会社の皆さんからは、励ましのメールや激励をいただき大変感謝をしております。

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