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フジスタッフチャレンジド社員のリレーコラム

【第9回】 フジスタッフ郡山支店 増子久美子

  • 仕事の内容…営業事務

アビリンピックに参加して

2007年9月4日

今まで資格という事に無縁だった私に、アビリンピック(しょうがい者の技能競技会)に参加しましょう!とメッセージが届きました。強制ではないようでしたが、当社では福島県でただ一人の対象者、断るわけにいかない・・・と出場することにしました。

出場するまで2ヶ月位あり練習する時間もありましたが、覚えが悪い上、忘れも早く、参加することに意義があると自分に言い聞かせ、当日を迎えることとなりました。

前夜から大雨になり風も吹き荒れ、まるで台風が来たように暗く不気味な天気、まるで私の心の中を映しているようでした。やっとの思いで無事到着、しかし誰も来ていなくて職員の方ばかり、どんな人が出るのか?と不安でした。出場項目ごとに設けられた椅子に座って待っていると、一人二人と到着、みんな素朴な人ばかりです。こんな大会なのでキャリアウーマンの人ばかり参加すると思っていただけに、とっても安心しました。

私が出場する日本語ワープロ部門は3名で、表計算部門も2名の参加でしたので、全員が賞を頂く事ができました。この大会に参加して、今まで自分と同じ身障者と関わりを持つ機会がなかったことが、とても残念に思えました。

福島県は大きく福島市、郡山市、白河市、会津若松市、いわき市と分けられますが、福島市内の人達はいろいろな運動をしたり、花見や芋煮会などを開き、お互い連絡しあい交流を深めてました。悩みや不安やはりハンディを持つ者同士、心が通じ合えるのだと思います。そんな仲間がいるのが羨ましかったです。同じ県内でも郡山市では誘われたことも無く、そんな行事があることも分りませんでした。

私は身障者になって40年になります。もうこの年になると悩みもなく、穏やかに過ごしていますが、それまではいろいろな事があり、悩みをうちあけたり相談できる仲間がいたらよかったのにと思います。私が参加して得たものは、受賞する事ではなく、いろんな障害を持った人との出会い、その人たちと一緒に過ごした時間が、これからの人生に役立つ一番の収穫です。

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