2007年12月19日
車椅子の生活をしていて一番気をつかうのは、何といっても『褥瘡(じょくそう)を作らない事』ではないでしょうか。「褥瘡」というのは、俗に言う「床ずれ」なのですが、皮膚の表面に走っている毛細血管が長時間圧迫されることで血行不良を起こしてしまい、その部分の皮膚や肉が壊死してしまう症状をいいます。
特に、これからの季節は肌(皮膚)も乾燥しがちです。褥瘡の管理には、日頃から栄養に気を遣った食事や皮膚のケア、そして適度な休憩を入れたりしてお尻を休めるなどの除圧を心がける事が必要です。
今回は、褥瘡の予防法や、傷ができてしまったら…に備えた治療法など、最近の褥瘡に関する常識や、自己管理に役立つサイトをご紹介します。
「第2章 スキンケア」「第8章 栄養摂取」「第12章 褥瘡」は必見です。こちらのマニュアル「Yes, You Can!」は、問題に直面している脊髄損傷の方が参照することで、解決への糸口となる情報が集約された重要なマニュアルです。 病院退院後のケアにも役立つ事、まちがいなし!
褥瘡に関して、「どんな症状」「どんな診断・検査」「どんな治療法」「どんな予防法」「主な治療薬」など、分かりやすく簡単に説明されています。
最近徐々に浸透しつつある「消毒をしない」創傷治療の一環として褥瘡治療を捉えています。治癒を妨げる消毒という要素を取り除き、ラップで密封することで傷を常に湿らせた状態にします。そして、生体の自然治癒能力をできるだけ引き出して傷を治していこうという考え方です。まだ、これから検証されていかなければならない部分はあるにせよ、とても興味深い内容です。
褥瘡完治後に、保護目的で私も愛用している「オプサイトフレキシフィックス」のメーカーサイトです。「モイスト ウンド ヒーリング」という方法が、なぜ注目されているのでしょうか?
寝たきりや座りっきりの人にとって、最大の脅威が床ずれです。しかし、正しい床ずれ予防や介護の方法はあまり知られておらず、本来床ずれを防げたはずのケースでも、間違った方法により発生したり、進行してしまった例が多くあります。 床ずれに関する基本的な知識と、正しい予防方法・介護方法を身につけられる情報が満載です。