●ITトピックス━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Written by 清水哲郎
毎年このシーズンになると、新バージョンがリリースされるソフトが2種類あります。1つは年賀状を作成するのに使うハガキ作成ソフトで、もう1つがウイルスなどを駆除するのに欠かせないセキュリティソフトです。今回は後者のセキュリティソフトについて、主要製品の最近の動向を探ってみましょう。
会社で使っているパソコンには会社のシステム部門などが決めたセキュリティソフトが導入されているのが一般的ですが、インターネットにつなぐ以上、今や家庭のパソコンも何らかのセキュリティソフトの導入が不可欠となっています。
ただ、機能満載のセキュリティソフトを導入すると、数年前の古いパソコンを使っている場合などは動作が異常に重たくなってしまうことがありますし、自宅に何台ものパソコンがある場合は少しでも廉価に済ませたいものです。そこで、さまざまな情報を入手して、自分に合った1本を賢く選びましょう。
------------------------------------------------------------------
○セキュリティソフトの定番と言えばノートン!
http://www.symantec.com/region/jp/products/nis/
「NortonAntiVirus2006」と「NortonPersonalFirewall2006」を統合した総合セキュリティソフトの最新バージョンが「NortonInternetSecurity2006」だ。
新バージョンではコンピュータのセキュリティ状態を一元的に表示・管理する新機能「ノートン・プロテクションセンター」が搭載されたほか、スパイウェアの進入を検出して自動的に駆除する機能など、スパイウェア対策が大幅に強化されているようだ。
企業での採用実績も多く、抜群の信頼性を誇るが、多機能な分、重たいのが欠点と言われている。
------------------------------------------------------------------
○こちらも定番「ウイルスバスター」
http://www.trendmicro.co.jp/consumer/products/vb/
今春、ウイルスデータのアップデートを行うとパソコンが正常に起動しなくなるというトラブルを起こした「ウイルスバスター」だが、その後、検査体制も一新し、信頼も回復してきたようだ。
最新バージョンでは、ウイルス、スパイウェアに加えて、フィッシング詐欺メールの判定、偽装サイトへのアクセス監視など、フィッシング詐欺対策機能が大幅に強化されているという。
------------------------------------------------------------------
○軽いウイルス対策ソフトなら
http://canon-sol.jp/product/nd/product.html
今春、価格比較サイトの「価格.com」サイトが何者かに不正進入されて、同サイトを見たパソコンがウイルスに感染するというトラブルが起きたが、他の有名どころのセキュリティソフトに先駆け、このウイルスをいち早く検出して名前をあげたウイルス対策ソフトがEset社開発の「NOD32」だ。
国内販売元のキヤノンシステムソリューションズ社によると、ウイルス対策の国際的な機関にて「ウイルス検出率100%AWARD」を業界でもっとも多く受賞しているとか。比較的低スペックのマシンでも安定して動作するところも売りだ。
------------------------------------------------------------------
○今なら1年間無償で使えるセキュリティソフト
http://www.kingsoft.jp/
無償を謳ったセキュリティソフトはいくつかあるが、インタフェースが日本語化されていなかったり、万一の際のサポートがなかったりで、導入の壁となっていた。
「キングソフトインターネットセキュリティ2006」は中国の大手ソフトメーカーであるキングソフト社(金山軟件)が日本市場参入のために、「100万本まで1年間無償で、さらに2年目以降の更新料も980円と他社の半額以下」という思い切った戦略で投入してきた総合セキュリティソフトだ。ウイルス対策、ファイアウォール、スパイウェア対策機能などを備えるので、個人ユースであればこれ1本でやっていけるハズ。あとは信頼性だが………実は著者もサブマシンで試用中だ。