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ITトピックス

Vol.56 途上国にもPCを!100ドルノートPCプロジェクト

Written by 清水哲郎

先進諸国では“一人に一台”と言われるほど、PCが普及しつつありますが、かたや開発途上国におけるPCの普及は伸び悩んでおり、情報インフラの未整備ともあいまって、情報格差は拡がりつつあります。
そんな絶望的な状況を打開すべく推進されているのが「OLPC(One Laptop per Child)」です。

マサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピュータ科学者であるニコラス・ネグロポンテ(Nicholas Negroponte)氏を中心とするNPO「OLPC」が“開発途上国の子ども達が手軽にPCを使えるように”と
開発を進めているプロジェクトです。 目標とする製造原価から、
「100ドルノートPCプロジェクト」とも呼ばれています。

日本ではあまり話題になることがありませんが、ITの果たす役割の大きさを考えると、
私たちも何らかの形でこういったプロジェクトに参加・貢献していく必要がありそうです。

OLPCサイト

NPO「OLPC」のサイト

>>http://laptop.org/index.jp.html

世界中、とくに開発途上国の子どもに向けて“革命的な教育手段”を提供することを目指すNPO「OLPC(One Laptop per Child)」のサイト。
サイトの記述はほとんどが英文だが、トップページに限ってはメニューにマウスポインタを合わせると、日本語での解説も表示される仕組みとなっているので、ぜひ、ご覧戴きたい。

ネグロポンテ氏のベストセラー

Nicholas Negroponte氏のサイト

>>http://web.media.mit.edu/~nicholas/

「OLPC(One Laptop per Child)」プロジェクトを立ち上げた
ニコラス・ネグロポンテ氏のMITメディアラボのサイト。

書籍『ビーイング・デジタル−ビットの時代』ページ

>>http://www.ascii.co.jp/books/books/detail/4-7561-3965-5.shtml

ニコラス・ネグロポンテ氏がデジタル化時代の本質を説いて世界中でベストセラーとなった書籍『ビーイング・デジタル−ビットの時代』(アスキー)の紹介ページ。1995年刊と10年以上も前に発行された書籍だが、Amazonの読者レビューなどでも“今読んでも古くない”などと絶賛されている。

100ドルPCプロジェクトが始動

「MITメディアラボ、「100ドルノートPC」のプロトタイプを11月にリリースへ」

>>ITmedia News 2005年9月29日付け記事

ニコラス・ネグロポンテ氏がマサチューセッツ工科大学で開かれたカンファレンスにおいて、“業界のパートナー各社と協力して、開発途上国の子ども向けノートPCを開発しており、間もなくプロトタイプを発表し、2006年遅くには量産を開始する見通しである”と発表した。

アメリカでは両規格採用の動き

「カリフォルニア州、「OpenDocument Format」採用の動き」

>>CNET Japan 2007年3月1日記事

テキサス州・ミネソタ州・マサチューセッツ州に続いて、カリフォルニア州でも州の機関で使用する文書の標準として「ODF」を採用する可能性が出てきた旨を伝える。

「OLPCノート:最初の10台が完成!」

>>engadget japanese 2006年11月26日付け記事

OLPCノートの製造を請け負う台湾Quanta社にて最初の10台が組み立てられた旨を報じる。 Linux上の「Sugar」と呼ばれる環境でブラウザが起動している様子が写真入りで掲載されている。

100ドルPCプロジェクトが量産を開始

「100ドルPCプロジェクトのOLPC,2007年10月より量産開始」

>>ITpro 2007年7月24日付け記事

「XO」と呼ばれるようになったノートPCの量産をいよいよ10月から開始する旨、OLPCが発表したと報じる。
AMD製の700MHzプロセサ,256MバイトのRAM,1Gバイトのハードディスク、無線LAN、太陽光の下でも鮮明に読むことができるディスプレイ、電源コード以外にソーラーパネルにも対応する電源などが特長。
アルゼンチンやブラジル・カンボジアなどの同プロジェクトに参加している国々の子ども達に配布されるという。

「スペック表では分からない、100ドルノートPCの実力」

>>ITpro ITmedia News 2007年7月24日付け記事

実際にOLPCのオフィスを訪れて、「XO」の実機に触れたeWeek誌のJim Rapoza氏のレポート。
同PCに対して“力不足”とするインテルやデルの批判に対して、「実物を見れば、このシステムが決してパワー不足でもなければ無能でもないことが分かる。むしろ、その逆だ。XOはわたしがこの何年間かに見てきた中でも、最も強力なシステムの1つだ」と評価する。

Intelやマイクロソフトの動きは?

「Intel、開発途上国向けPC「Classmate PC」を出荷」

>>ITmedia News 2007年3月23日付け記事

OLPCノートはAMD製CPUを採用しているが、CPU市場で対抗するインテルは
途上国向けの安価なPCとして「Classmate PC」を発表した。

「インテル、OLPCプロジェクトに参加」

>>CNET Japan 2007年7月17日付け記事

「Classmate PC」プロジェクトを立ち上げるなど、これまでOLPCとは対立関係にあったインテルが一転、OLPCに協力することで同意した旨を伝える。

「マイクロソフトが"OLPCキラー" FonePlusをデモ」

>>engadget japanese 2009年7月30日付け記事

インテルがOLPC陣営に加わることが決まった中、マイクロソフトは“開発途上国には高機能携帯が最適”と主張。 Windows CEベースと思われる携帯電話「PhonePlus」を用いて、WordやIEを走らせるデモを公開した旨を伝える。

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