ITトピックス
Vol.59 2008年版年賀状&ハガキ作成ソフト事情
Written by 清水哲郎
さて、今年も11月1日に平成20年用の年賀はがきが発売となりました。日本郵政公社から民間企業の日本郵政グループへと衣替えしたのに伴い、年賀はがきについても専用のサイトを設けるなど、従来までは見られなかった“攻めの姿勢”が感じられます。
年賀状を作成する際に今や欠かせない存在となっているのが「ハガキ作成ソフト」ですが、今年は「はがきスタジオ」を出してきたマイクロソフト社がこの分野から撤退したり、シェアNo.2の「筆王」やNo.3の「筆ぐるめ」の発売元が変わったり、近年にない大きな動きがありました。
今年暮れの商戦がどうなるか、注目されます。
今回は、年賀状ならびに2008年版ハガキ作成ソフトに関する話題をお届けしましょう。
例年以上に充実の郵政サイト
郵便事業株式会社の年賀状専用サイト「郵便年賀.jp」
>>http://www.yubin-nenga.jp/main/html/
年賀はがきなど、年賀状関連商品の購入ができるだけでなく、楽しいイラスト入りで年賀状に関するまめ知識を紹介する「年賀のトリビア」、TVのクイズ番組でもお馴染みの町田健名古屋大教授が正しい年賀状文章の書き方を解説する「年賀文例ジェネレーター」など、なかなかの充実ぶりだ。
ディズニーキャラ入り年賀はがきも登場
>>http://www.yubin-nenga.jp/main/html/update/index.html
今年は、これまで同様の文面が白紙の年賀はがきのほかに、ミッキーマウスなどのディズニーキャラがデザインされている「ディズニーキャラクター年賀」、NTTドコモの携帯デザインでも知られる佐藤可士和氏がデザインした「デザイン年賀」などの新製品も用意されている。
今年のハガキ作成ソフトの動向は?
「年賀状需要動向を見る【その1】はがき作成ソフト
〜プレーヤーが一新し新たなフェーズへ」
>>PC Watch 2007年11月5日付け記事
大河原克行氏のコラム「パソコン業界、東奔西走」。「筆まめ」のクレオ、「筆王」のソースネクスト、「筆ぐるめ」の富士ソフト/ジャングルを中心に、今年暮れのハガキ作成ソフトの商戦動向を探る。
「年賀状商戦スタート、更新料ゼロも登場の「はがきソフト」今年の売れ筋は?」
>>BCNランキングPC Watch 2007年11月1日付け記事
10月下旬の売上げでは、「筆王ZERO」が販売本数シェア26.1%で1位を獲得したが、続く2〜5位には「筆まめVer.18」の各種パッケージがランキング入り。メーカー別シェアでは「筆まめ」が5割以上を確保し、依然として圧倒的な強さを見せつけている。
撤退&発売元変更となったハガキ作成ソフト
「マイクロソフト、国内でも「Digital Image」シリーズを打ち切り〜はがきスタジオも」
>>PC Watch 2007年6月25日付け記事
マイクロソフトの「はがきスタジオ」は同社製品としては唯一、日本国内で開発されているソフトだったが、アメリカで写真編集ソフト「Digital Image」シリーズが開発打ち切りになったこととを受けて、「はがきスタジオ」の開発も打ち切られた。
「ソースネクストが「筆王」取得 今秋から販売」
>>ITmedia News 2007年3月26日記事
「筆王」は従来、「アイフォー」ブランドで発売されていたが、ソースネクストがそのプログラム著作権と商標権を取得。今秋からソースネクストブランドでの発売となった。
「「筆王」も更新無料に ソースネクスト「ZERO」拡大」
>>ITmedia News 2007年7月9日記事
「筆王」を手に入れたソースネクストの奥の手が、同社がセキュリティソフトの分野で導入して、一躍、シェアが拡大する決め手となった「更新料無料」だった。確かに、機能的にはほぼ完成の域に達していると言われるハガキ作成ソフトの分野で、毎年、買い続けるユーザがいるのは干支などのデザインを求めているからだ。的を射た戦略と言えるだろう。
「富士ソフトの「筆ぐるめ」新版発表、販売面でジャングルと提携」
>>日経パソコン PC online 2007年9月3日記事
「筆ぐるめ」はメーカー製パソコンの多くにプレインストールされているため、潜在的なユーザ数は確実に多い。問題は店頭での販促力の弱さだったため、今回、ジャングルと提携することで「3〜4年後にシェアNo.1を目指す」とする。
主要ハガキ作成ソフトの一覧
最後に、家電店などのソフト売り場に並んでいるおもなハガキ作成ソフトのサイトを掲げておこう。
最新版への買い換えを考えていないユーザも、従来バージョンのプログラムのアップデートや最新の郵便番号辞書などが公開されていることがあるので、チェックされたい。