ITトピックス
Vol.61 次世代DVDレコーダー 年末商戦事情
Written by 清水哲郎
今年の春頃までは期待が大きかった割に販売が振るわなかったため、「BDもHD DVDも共倒れになるのでは?」などと言われ始めていた次世代DVDレコーダーですが、今年の年末商戦では一転、絶好調の売れ行きを見せています。
実際、近所の大型家電店に行ってみると、上位機種を中心に、「品切れ」「入荷未定」「1月下旬入荷予定」といった札が貼られている商品もいくつかあります。
売れ始めた理由としては、ソニーが最上位機種でも20万円前後というお値頃感のあるラインナップを揃えた、高画質の地デジテレビを購入したユーザが録画にも高画質を求め始めた、きわめて高画質のBDソフトが発売された等々があげられます。
いずれにせよ、いよいよ従来のDVDレコーダーから次世代DVDレコーダーへと移行する時期が訪れたことだけは間違いないようです。
年末商戦はBD絶好調
「販売金額4割目前の次世代レコーダー、年末に向け商戦いよいよ本格化」
>>BCNランキング 2007年12月6日付け記事
全国のパソコン専門店や家電量販店など24社・2200を超える店舗のPOSデータを元に、「次世代DVDレコーダー商戦がいよいよ本格化してきた」と報じる。
記事によると、11月の時点で次世代DVDレコーダーがDVDレコーダー全体の4割弱(金額ベース)あるいは2割強(台数ベース)に達した。
メーカー別内訳ではソニーが5割強、松下電器が4割弱と、BD陣営のこの2社で9割を占める独占状態。一方のHD DVD陣営の旗振り役である東芝は2パーセント弱と大きく差を付けられている。
「次世代DVDレコーダーの商戦が本格化」
>>NIKKEI NET IT PLUS(日本経済新聞 2007年12月5日付け記事)GfKジャパンの市場調査結果を元に、11月のDVDレコーダー全体に占める次世代機のシェアは2割弱まで上昇し、家電量販店の一部ではソニーや松下電器産業のBD機が品薄状態になっていると報じる。
ソニー 最上位機で20万円前後のラインナップを発表
「ソニーBD、低価格攻勢 HD陣営の対策注目」
>>asahi,com 2007年9月14日付け記事ソニーが11月に発売したBD対応の4機種「BDZ-X90/L70/T70/T50」の発表内容を伝える。
店頭想定価格が最も安い機種で14万円前後、500GBのハードディスクに約166時間録画できる最上位機種でも20万円前後と、戦略的な価格設定が注目された。
「ソニー、新BDレコーダのCMに矢沢永吉さんを起用」
>>AV Watch 2007年11月8日付け記事最近、地デジ対応の薄型テレビを買った人なら、矢沢永吉が「DVDの矢沢はハイビジョンじゃないの? テレビはハイビジョンなのに、ハイビジョンで見ていなかったってこと?」と問いかけるTV CMに同感を覚えた人も多いだろう。
次世代DVDの普及を予測
「次世代DVDのカギは「価格とタイトル数」」
>>ITmedia News 2007年11月26日付け記事
アマゾンジャパンが行った「次世代DVD」についてのアンケート結果を報じる。
次世代DVD機器の保有率は36.8%で、その内訳はプレイステーション 3が53%、BDが合計75%を占めたという。
また、未購入者の74%は次世代DVD機器の購入を考えており、その内の64%は「ハード・ソフト価格とソフトタイトル数」を要因に挙げたというが、年末商戦のBDの絶好調ぶりはまさにそれを裏付けた形となった。
次世代DVDのキラーコンテンツは「ダイ・ハード4.0」?
「「ダイ・ハード4.0」が売り切れ!?……AVファンが感動するそのワケは?」
>>Nikkei TRENDYnet 「小原由夫ひとつ上をつくAVの愉しみ」 2007年11月19日付けコラム
「ダイ・ハード4.0」のBD版が11月7日の発売当日に即、都内の主だった大型家電店やレコード店で品切れとなった。
その画質と音質の素晴らしさを耳にしたAVマニアが指名買いしたのがその理由だという。
オーディオ&ビジュアル評論家の小原氏が「絵と音のあまりの凄さに唖然としてしまった」とまで絶賛している画質と音質については、実際、一見(一聞)に値する。
次世代DVDレコーダー購入のポイントを知る
「次世代レコーダー買いの“ツボ”」
>>Nikkei TRENDYnet 2007年11月26日付け特集
この年末、次世代DVDレコーダーを買い求める際のポイントを解説する。
家電店の店頭に並ぶソニー、松下電器、東芝、シャープ各社の次世代DVDレコーダーについて、価格・ハードディスク容量・より長時間の録画が可能な「MPEG-4 AVC」への対応の諸点を比較する。