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IT Skill Up Lab 【IT採用担当者の目】
広帯域ネットワークを用いたソリューション・サービスや、データセンター業務、ISP業務などを展開
中村実さん ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC株式会社
システムソリューション部 デスクトップG
ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC株式会社グループリーダー
中村実さん
エンジニアにも交渉力、事故表現力、そしてタフさを期待します。
―― まず最初に、御社の概要を簡単にご紹介いただけますか?
当社は、イギリスの通信会社ケーブル・アンド・ワイヤレス(C&W)のM&Aにより、1999年に設立された会社です。当社の前身は国際デジタル通信(IDC)という会社で、0061の識別番号を用いた国際電話などのサービスを、主に行っておりました。もちろん現在も0061の国際電話サービスは継続していますし、国内の長距離電話サービスも提供しています。またインターネットやデータビジネスに力を注いでおり、カスタマー・アクセス・ネットワーク(CAN)という広帯域ネットワークを用いたソリューション・サービスや、データセンター業務、ISP業務などを展開しています。
―― 中村さんが所属するシステムソリューション部では、どのような業務を担当していらっしゃる
 のでしょうか?
 システムソリューション部は、システム的な提案などを通じて、当社の営業部門や他部門に対して業務を支援する役割を担っています。部内にはいくつかのグループがあり、私のグループでは「デスクトップサービス」と呼ばれる業務を担当しています。具体的な業務は、eメールのシステムやイントラネットのサポート、ウィルス対策、社内の内線電話のサポート、パソコンの資産管理などです。部内には他に、国内外拠点のLAN/WAN構築などを行うグループ、営業活動全般を支援するシステムをサポートするグループ、IP/Data系サービスのシステムをサポートするグループがあります。
―― 仕事をするうえでは、特にどのようなスキルが求められますか?
他の部門からユーザー要件を引き出してシステム化したり、他の部門からのクレームを解決したりするのに、タフなネゴシエーション(交渉)が必要な場面も多いです。もちろんエンジニアとしての技術的なスキルは大切ですが、ヒューマンスキルというか、ネゴシエーションをやることに対してあまりストレスを感じないような人が活躍できる土壌があると思います。
―― 技術的な面ではいかがでしょうか?

技術的なスキルは流行もありますが、現在はネットワーク、データベース、eメール、Webなどのスキルが求められています。ただ、少し前まではこうした技術を、単に知っているというだけで市場価値が高かったのですが、今はそれだけでは不十分ですね。一つの領域について深い知識やノウハウがあり、粘り強く交渉をしながらやり遂げるという人が、食い扶持があるというか、安定して仕事ができる状況です。もっともスペシャリティが深くて、かつタフなネゴシエーターであるという人はなかなかいないんですが…。

―― 具体的には、どのような技術に関するスキルが求められるのでしょうか?

ネットワーク関連のエンジニアは、3年ほど前から数が増えており、TCP/IPなどに関する知識の深さや、シスコ技術者認定などの資格の有無も問われるようになってきています。データベース分野では、データセンターのビジネスを進めていくうえで、オラクル製品やSQLサーバーなどに精通しているエンジニアが、やはり必要とされています。eメールについては、現在社内ではロータスノーツを使用しているので、ノーツに関する知識を深く持っている人が重宝がられます。ノーツ以外でも、マイクロソフトのExchange、UNIXのSendmailやqmailといった、サーバー側の技術のニーズは高いと思います。Webに関しては、現在ではWebはITサービスの当たり前のプラットフォームになっていますから、知っていて当然という求められ方ですね。

―― 英語力もやはり、求められる機会が増えているのでしょうか?
 増えていますね。私のグループに来るHelpdesk宛の問い合わせメールは、1か月に約800件程度あるのですが、最近ではそのうちの1割近くは英語です。外国人社員への対応も日常的に存在します。決して英語力がすべてではないですが、少なくとも違和感を感じない人の方がいいですね。
―― エンジニアの採用では、どのような点を重視するのでしょうか?

やはりスキルがあって、ネゴシエーションができてということに加えて、モチベーションが高くて、知識欲とか向上心がある人に魅力を感じます。また、自己表現も大切です。自分をうまくアピールできないと、せっかくいいモノを持っていても、表にでてこなくて損をしてしまうと思います。

―― 仕事を通じて、どんな経験を積んだり、スキルを身につけたりすることができますか?

当社では、人事管理や予算管理に関わる仕事を除けば、派遣社員・正社員という雇用形態の違いで、仕事の責任範囲に境目があるということはありません。現に私のグループでやっている社内電話のサポートサービスでは、フジスタッフさんからご紹介いただいている派遣スタッフの方にリーダーを務めてもらい、最近着任した正社員が指示を受けながら仕事をしています。派遣スタッフの方も、期待した通りの仕事ができる環境がありますし、仕事を通じてマネジメント経験を積んだり、交渉力、調整力といったスキルを身につけることもできると思います。逆に責任範囲の広さにプレッシャーを感じてしまうような方にとっては、少し厳しい職場かもしれません。

―― 教育・研修はどのような形で実施されていらっしゃいますか?

私の部署では社内でOA教育を企画・運営しています。外部の講師を招いたり、社内の詳しい人間が教壇に立って、マイクロソフトのVISIOやWord、Excel、Accessなどの使い方を勉強する講習会を、2週間に1度くらいのペースで開催しています。 エンジニア向けの教育は、OJTが基本ですが、新しい技術が出たりしたときには、その都度勉強会を開いたりしています。勉強会は、会社主導で実施するものだけでなく、社員などからの提案で開催することもあります。もちろん派遣スタッフの方も、意欲があればそうした勉強会に参加できますし、「こういう勉強をしたい」と提案することもできます。
フジスタッフさんの派遣スタッフの方も、ご本人の提案がきっかけで生まれた新技術の検証をするチームに、日常業務の合間を縫って参加してもらっています。知識欲や向上心がある方にはとても向いている職場ですので、当社を踏み台にするくらいの気持ちで、ステップアップを目指してほしいですね。

―― 本日はお忙しい中、ありがとうございました。
ありがとうございました。
 ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC株式会社
http://www.cw.com/jp
Customer Access Network(CAN)、データセンタサービス、国内長距離サービスを柱に様々な通信サービスを提供し トータル・ソリューション・プロバイダーとしてお客様のビジネスに大きな変革をもたらし、 新しい価値を提供することができると確信しています。
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