ビジネス英語実践講座

ビジネス英語実践講座
 
第2回   面接 その2 自己紹介 【前半】
   

面接の最初の挨拶と気持ちをほぐすための導入部が済むと
いよいよ面接の本題に入っていきます。次に来るのは自己紹介です。
自己紹介の方法にもいくつかのバリエーションがあり、
面接の形式によって決まってきます。

今回は、英語の面接にはどのような形式があるのか、
そして、英語での自己紹介の方法についてみていきましょう。

    ※英文中の下線リンクにカーソルを合わせると「ワンポイントアドバイス」が表れます。
うまく表示されない場合は、リンクをクリックするとウインドウで開きます。
 
 
Dialog 1 A: Interviewer   B: Interviewee
A: Could you tell me a little bit about yourself?
B: Yes, of course. After college,
I was hired by Oyama Electronics.
I have been working there for two years now.
Originally, I was a telephone receptionist but more recently
I answer correspondence from clients.
We have many non-Japanese clients, so in my spare time
I have been studying English to improve my skills.
A: We were hoping to find someone with three years experience.
B: Yes, I understood that. But in my present position
I have had experience beyond your basic requirements.
Not only do I have experience as a receptionist,
I also have experience with communicating
with clients

outside the office through correspondence.
Dialog 2 A: Interviewer   B: Interviewee
A: Tell me about yourself.
B: I have had three previous temp staff positions.
The first one was serving as a liaison
between the sales and production departments.
The second was as a special assistant
to a senior staff member and the third position
was
shepherding
a client through a difficult project.
A: Why do you think you would be good for this position?
B: I think that my previous jobs have given me good experience
that will be useful in the new position.
Also, because your company is an American company
my English ability can also be of use.
A: What specifically did you learn in your previous positions
that will help with this new position?
B: I learned how to adapt to new duties
and responsibilities quickly
.
Each job was only about six months long so I had to learn
how to quickly become productive in each new work environment.
 
   
 
  面接にもいろいろなスタイルがある  
どのように面接が進められるのか、という面接のスタイルにもいろいろな種類があることを事前に知っておくことは大切です。ただでさえ、日本語よりも緊張する英語の面接で、自分のまったく知らなかった、思ってもみなかった方法で面接が進められれば、面くらってしまいますし、さらに緊張度が増して自分の本当のよさをわかってもらう可能性が低くなってしまうことでしょう。

まず、次の2つはよく見られる面接の形式です。

     
伝統的な面接 よくある日本の面接と同じ形式です。履歴書を見ながら、職歴について、オーソドックスな質問を受けます。
     
選別面接 候補者が多い、または、大企業の場合で、まずは「ふるい落とす」ための面接です。求められている経験やスキルがあるかどうか、という点に集中して質問を受けます。
     
日本人にはあまりなじみのない面接の形式には次のようなものがあります。こういう面接を行う企業はあまり多くはありませんが、こういう面接の形式もあるのだということを心に留めておきましょう。
     
圧迫面接 相手にストレスを与えるような質問をして、困難な状況での対応能力を見る面接です。この形式は、困難な交渉を担当するようなポジションや、意志が強くて自己主張できる人物を採用したいという強い希望がある場合に採用される面接スタイルです。面接官は、わざと意地悪な質問を投げかけているわけですから、激昂したり、涙にうちひしがれたりせず、冷静に対応しなければなりません。
     
無準備面接
(無構成面接)
非常に多忙な部署のマネージャーなどが面接官の場合にあり得る形式です。面接官が会議のために待たされたりしたあげく、ばたばたと面接が始まったかと思うと、面接官は事前に履歴書にも目を通していないような様子で、質問も何を聞こうかな、といった感じです。企業規模の大小に関わらず、採用は人事ではなく実際に一緒に働くことになる現場主義を採っている企業で実際に起こりうることです。実際に仕事が忙しいから人を採用したいわけですが、採用準備にまわす時間そのものが非常に限られている、または、実際になかった、というわけです。こんな場合も、むっとしたりせず、感じよく接しなければなりません。面接官をうまくリードして面接者のペースで面接を進めることも可能です。
     
人物判断面接 お茶や食事に誘われたりして、世間話などをしながら、人物を見るという形式の面接です。履歴書などから職歴については十分基準を満たしている場合が多く、あとはうまくやっていけるかどうか、人物をじっくり判断したい場合のスタイルです。
     
その他、新卒採用などの場合には、個人面接スタイルではなく、集団面接やディスカッション面接等の形式もあります。
       
ダイアログ1と2は、一般的な面接の形式です。
       
▲ページTOP
  2分間の自己紹介スピーチを用意しておく  
2分程度の自己紹介を自分で用意して、何度も練習しておくことをお勧めします。まず、自己紹介を英語で紙に書きましょう。しかし、それだけではスラスラ口から出てきませんし、紙に書かれた文章では実際に話したときに、どれぐらいの長さになるのかもわかりません。テープにとっての練習が一番効果的です。
▲ページTOP
  自己紹介を応募職種に関係する内容に加工しておく  
自己紹介の内容は、応募する企業や仕事内容によって、相手が興味を持ってくれそうな内容にしなければ意味がありません。例えば、一般事務の仕事の面接で、スキーがプロ並みの腕前だという情報を提供してもしかたがないのです。しかしそれが、旅行代理店の一般事務であれば、自分はスキーが好きでプロ並みなのだが、数多くのスキー旅行の手配を通して旅行関連の事務に大変興味を持っていた、というふうに加工すれば、意味のある情報となります。
▲ページTOP
  いかに伝えるかがキーポイント  
自己紹介は、いわば「自分」という商品を売り込むチャンスです。コマーシャルや広告では、商品がいかに魅力的であるかを、あの手この手でPRしています。面接は自分をPRする場です。ネガティブな情報は排除するか、またはポジティブなメッセージに置き換えましょう。例えば、求められている経験が3年で自分が2年の経験しかないとしましょう。「私は○○と△△と□□を学び、××の経験もしましたが、正確には経験は2年しかありません、申し訳ありません」とも言えますが「経験は2年ですが、この2年のうちに、私は○○と△△と□□を学び、××の経験もしました。2年とはいえ、何倍もの経験と実績を作ってきたと思っております」と言うこともできます。嘘や過大広告にならない限り、同じ内容を伝えるにもどのように伝えるかが非常に重要です。
▲ページTOP
 
 
ビジネス英語実践講座 : 協力: 英会話ポータルサイト「英語タウン」