ビジネス英語実践講座

ビジネス英語実践講座
 
第3回   面接 その3 質問に答える 【後半】
   

英語面接の最初の挨拶と気持ちをほぐすための導入部が済み、
英語での自己紹介が終わると、
いよいよ面接官からの質問に答える段階です。

前半に引き続き、英語の面接でのよくある質問を取り上げますので、
きちんと答えられるように事前によく考え、
回答を練習してから面接にのぞみましょう。

    ※英文中の下線リンクにカーソルを合わせると「ワンポイントアドバイス」が表れます。
うまく表示されない場合は、リンクをクリックするとウインドウで開きます。
 
 
Dialog 3 A: Interviewer   B: Interviewee
A: Why should we employ you?
B: Well, I'm dedicated to my work.
For me, job satisfaction is doing my very best every day
and making an important contribution
to the success of the company.
Specifically, I'm organized, hardworking, and energetic.
I've had a lot of experience working as a team member,
both in sports in college
and in my more recent positions.
I mesh well in a team situation with the other members
and their responsibilities.
Also, I'm a quick learner.
If there's something I need to know,
I'll do what it takes to make sure I learn it.
Finally, I have all the qualifications and experience
necessary for the job being offered and would love the opportunity
to show you what I can do.
A: What motivates you most to do your job well?
B: I'm very self-motivated. I like to leave work
knowing that I've done the best that I can do.
Also, I like to be recognized by my friends
and coworkers as being good at what I do.
A: What do you see yourself doing in five years?
B: Well, it's hard to predict the future but I hope and expect
that I will be doing the best I can at a level in the company
that suits my skills and experience.
I want to be proud of being part of a team
that has helped the company succeed.
Dialog 4 A: Interviewer   B: Interviewee
A: What would you do if you were assigned to a supervisor
who you thought was too strict?
B: I would attempt to better understand the supervisor's expectations
and then try harder to fulfill them.
A: By providing me with examples,
show me that you are adaptable to a wide range of people,
situations and environments.
B: Well, for the past three years, every six months to a year,
I have changed positions and each time was introduced
to new people and responsibilities
.
I have performed well and my record shows this.
A: Have you ever done anything
above and beyond the call of duty
to get the job done?
B: Many times.
For example, one time I had finished my work and
my group was about to leave when I found out
that one of the newer employees was having a hard time
finishing a project for a customer.
Although he wasn't in my section, I stayed with him
after work and helped him finish the project.
 
   
 
  Why should we hire you?
 
あなたを雇った場合のメリットは何ですか?
この質問は、応募者の仕事に対する自信をはかる質問で、相手の立場に立った自己PRを求められています。

"Why should we hire you? "は、直訳すれば「どうしてあなたを雇わなければならないのですか?」という意味ですが、「(他の応募者ではなくて)あなたを採用した場合、私たち(会社側)にどのようなメリットがありますか?」と聞かれているのです。会社の立場に立って、自分が採用された場合のメリットを述べなければなりません。

同類の質問で、"How can you contribute to this company? "(当社にどのように貢献していただけるのでしょうか?)という形で聞かれることもあります。また、雇う理由を尋ねているとは、はっきりわからない形で遠回しにいろいろな質問の形で聞いてくる場合もあります。

いずれにしても、面接官は「この人は職務がきちんとできるのか」「この人を雇うことで業績は伸びるのか」「この人は会社の役に立つのか」ということを知りたいわけですから、「自分を採用すれば会社にとってはこんなメリットがあります」ということをきちんとアピールすることが大切です。

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  日本人の苦手な自己PR  
日本人は自分の能力に対する自信を示すことが苦手です。自信があると知られると、傲慢だとしてまわりからよく思われない風潮があるからです。特に女性は男性に比べて自信を持てない人が多く、求められている条件が10あるとすると、男性は6を満たしているだけで「半分以上満たしている」と堂々としているのに比べ、女性は8満たしていても「2は満たしていない…どうしよう」と思ってしまう人が多いのです。
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  堂々とした態度も社会人としての証  
英語の面接では、8を10だと偽る必要はありませんが、自分ができることについては、堂々と述べることが必要です。英語圏では、「堂々とした自信ある態度」も、社会人として必要なことだと認識されています。日本では「かわいい」「女性らしい」というカテゴリーに入る、ちょっと自信なさげな態度や、「私は○と△はできないので最初は時間がかかると思いますが、よろしくお願いします」といった甘えた発言は評価されません。会社は時間がかかるとわかっている人より、時間がかからない人を雇いたいのです。
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  If you can't do it, I'll find someone who can.
 
あなたができないのなら、他にできる人を探します
日本では「君は謙遜してできないと言っているが、本当はできるんだから頑張れ」と言ってくれる上司も多いようですが、英語圏では「できない人、自分ができるかどうか自信のない人」に仕事を頼む必要はなく、「できる人、自分ができると自信を持っている人」に仕事を頼むのが普通です。これは、仕事においては、どのポジションの場合でも、プロフェッショナルな態度が求められているからです。電話の受付業務でも、ファイリングでも、営業でも、きちんとその仕事をしてくれる人を選び、その仕事に、給料という対価を払うのです。

日本でも誰もがプロフェッショナルな態度を求める職業を考えてみましょう。例えば、弁護士や会計士、ファイナンシャルプランナーを想像してください。「〜についてはまだ勉強中で時間がかかるかもしれませんが、一生懸命頑張ります」という人と「〜については特に経験を積んで参りましたので、お任せ下さい」という人のどちらにお金を払って仕事を頼むでしょうか? 

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  自信と傲慢、謙遜と実力不足は違う  
そうは言っても、自信と傲慢が似て非なることもよく理解しておかねばなりません。日本人は自己PRが苦手な人が多いため、「謙遜を忘れてどんどん自分をアピールすべし」というアドバイスが多いのですが、たまにこれを勘違いする人もいるようです。実際のところ、英語圏でも、傲慢な態度は嫌われますし、謙遜は美徳です。また、謙遜と実力不足はまったく異なるものです。

堂々と自信を持って自分ができることについて述べるとは、大きな態度で、いかに自分がすばらしいかを大声で述べることとは違います。自己PRは、大げさなパフォーマンスではありません。自分に不足していることについてではなく、自分ができること、自分の強みに焦点をあてて、落ち着いて、冷静に述べればよいのです。

Calm, quiet confidence = impression of competence
落ち着いた、静かな自信 = (仕事をする)能力がある印象 を与えます。

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ビジネス英語実践講座 : 協力: 英会話ポータルサイト「英語タウン」