ビジネス英語実践講座

ビジネス英語実践講座
 
第12回   覚えておきたいビジネス習慣の違い 【前半】
   

英語を使って仕事をしていると、「誰がドアを開けるべきか」「いつ、どのように謝るべきか」など、迷ってしまうこともありますよね。

最終回は、覚えておきたい欧米のビジネス習慣やビジネスマナーに焦点を当てます。

    ※英文中の下線リンクにカーソルを合わせると「ワンポイントアドバイス」が表れます。
うまく表示されない場合は、リンクをクリックするとウインドウで開きます。
 
 
Dialog 1 A: (CEO) Mr. Han B: (Secretary to CEO) New Employee, Saya
  (The elevator-chime rings and the door opens.)
A: After you!
B:

Thank you. (Walks in immediately.)

A: We've a lunch meeting at the Plaza Hotel
with the President of Aso Securities.
Oh, Saya, what's all in this envelope?
(The invitation, RSVP postcard, etc, falls on the floor. He picks them up.)
B: This time, after you, Mr. Han. (Holding the door.)
That would be
a formal invitation to his birthday party
…today at noon!
A: That means the appointment at noon IS his birthday party!
B: Mr. Han, would you like me to call our florist?
A: That may be a very good idea!
Dialog 2 A: Superior B: New Employee
A: Could you hold the door open,
while I'll carry the blueprints inside, Ayako?
B: Sure.
A: (walking together) As for Mr. Seki's funeral
this afternoon, I brought a black dress with me
and you've arranged for everything else, right?
B: Yes. I've arranged for the flowers,
and I have the OKOUDEN with me.
A: Would you mind going over the details regarding
Japanese funeral etiquette with me after this meeting?
And, let me know if there's anything else I should know.
B:

No problem, Susan. It would mean a lot to Mr. Seki's family
and friends to see you there.

 
   
 
  レディーファーストか、マンファーストか?  

上司(男性)×部下(女性)/同僚同士の場合

伝統的に欧米では、男性が女性のためにドアを開け、コートを受け取り、いすを引いてあげることになっています。昔は弱い女性を守るという意味があったレディーファーストの習慣ですが、今ではそういう意味は薄れ、単なる社会的習慣となっています。*

例えば、エレベーターの乗り降り。レディーファーストで、女性が先に乗り降りしなければなりません。遠慮してモタモタしていると、他の男性が乗り降りできず、かえって迷惑な状況を生んでしまうことも。この習慣は、ビジネスでも同様で、肩書きに関係なく、エレベーターでは女性が先に降ります。

ただし、気を付けたいのは、日本にある外資系企業の場合。例えば、エレベーター内で、周りが欧米人だけであればレディーファーストの常識が適用されますが、日本文化が強い会社で、エレベーター内に日本人上司(男性)と欧米人がいる場合、女性が先に降りようとすると、同時に先に降りようとした日本人上司とぶつかってしまう、ということも。自分の会社は、日本と欧米どちらの文化が強いのか、よく観察しましょう。

(*注:レディファーストの習慣の中でも、「弱い女性を守る」という意味合いが残る行動は職場では慎まれます)

上司(女性)×部下(女性)の場合

同性同士の場合は、部下がドアをおさえるのが基本です。ただし、職場では効率が最優先なので、自分が大きな荷物を持っていれば、上司がエレベーターのボタンを押さえてくれることもあるでしょう。その場合は、遠慮せず"Thank you."と感謝を伝えればOK。これは、男性上司に対しても同じです。相手の手がふさがっている場合などは、レディーファーストよりも、効率を考えて先に通す配慮が必要です。

クライアントと一緒の場合

どちらが訪問しているかによって異なります。例えば、A社がB社を訪問する場合、どちらがクライアントであるのかということや、男性・女性を問わず、訪問を受けたB社が「お先にどうぞ」などとリードするのが一般的です。

▲ページTOP
  ドアは次の人が来るまで押さえる
 

日本人でよくみかけるのが、手を離すとバタンと閉まるドアを、クライアントや上司など自分の知り合いが通るときだけ押さえて、後ろから人が来ていても、知らない人なら手を離してしまう例。欧米では、手を離す前に、後ろから人が来ていないかどうかを見て、後ろから来ていれば、見ず知らずの人でも、ドアを押さえておくのがマナーです。次の人がドアに触れたところで、手を離します。

▲ページTOP
 
 
ビジネス英語実践講座 : 協力: 英会話ポータルサイト「英語タウン」