上司(男性)×部下(女性)/同僚同士の場合
伝統的に欧米では、男性が女性のためにドアを開け、コートを受け取り、いすを引いてあげることになっています。昔は弱い女性を守るという意味があったレディーファーストの習慣ですが、今ではそういう意味は薄れ、単なる社会的習慣となっています。*
例えば、エレベーターの乗り降り。レディーファーストで、女性が先に乗り降りしなければなりません。遠慮してモタモタしていると、他の男性が乗り降りできず、かえって迷惑な状況を生んでしまうことも。この習慣は、ビジネスでも同様で、肩書きに関係なく、エレベーターでは女性が先に降ります。
ただし、気を付けたいのは、日本にある外資系企業の場合。例えば、エレベーター内で、周りが欧米人だけであればレディーファーストの常識が適用されますが、日本文化が強い会社で、エレベーター内に日本人上司(男性)と欧米人がいる場合、女性が先に降りようとすると、同時に先に降りようとした日本人上司とぶつかってしまう、ということも。自分の会社は、日本と欧米どちらの文化が強いのか、よく観察しましょう。
(*注:レディファーストの習慣の中でも、「弱い女性を守る」という意味合いが残る行動は職場では慎まれます)
上司(女性)×部下(女性)の場合
同性同士の場合は、部下がドアをおさえるのが基本です。ただし、職場では効率が最優先なので、自分が大きな荷物を持っていれば、上司がエレベーターのボタンを押さえてくれることもあるでしょう。その場合は、遠慮せず"Thank you."と感謝を伝えればOK。これは、男性上司に対しても同じです。相手の手がふさがっている場合などは、レディーファーストよりも、効率を考えて先に通す配慮が必要です。
クライアントと一緒の場合
どちらが訪問しているかによって異なります。例えば、A社がB社を訪問する場合、どちらがクライアントであるのかということや、男性・女性を問わず、訪問を受けたB社が「お先にどうぞ」などとリードするのが一般的です。
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