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PCまめ知識side-A【第6回】 
Word文書にルビを振りたい
 
 Excelには文字列データにふりがなを付ける機能が備わっていますが、Wordにも文字列にふりがなを付ける「ルビ」機能があります。ビジネス文書で多用する機能ではありませんが、新製品の発売や人事異動を告知する案内文などで読み方の難しい製品名や人名にさりげなくルビを振っておくと、効果的です。
 ここでは、人名にルビを振る例で説明しましょう。
 
 
No.1
ルビを振りたい文字列を選択して、メニューから「書式」→「拡張書式」→「ルビ」を実行する(Word98の場合は、メニューから「書式」→「ルビ」を実行する)
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No.2
「ルビ」ダイアログの「ルビ」欄の読みを確認して、「OK」をクリックする。ルビ文字列のフォント種類や配置もここで設定する
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No.3
選択していた文字列にルビが振られた
 
   文字列にルビが振られると、そこの行間だけが広がって、前後の行とのバランスが悪くなることがあります。そんなときには、「段落」ダイアログを呼び出して、この段落の行間隔を「固定値」として、行間隔を指定します。指定する値は編集中の文書のページレイアウトによって異なりますので、実際に18ポイント前後の値を指定してみて、最適な値を探してください。
 
 
No.4
メニューから「書式」→「段落」を実行して、「段落」ダイアログの「インデントと行間隔」タブの「行間」欄で「固定値」を選んで、隣の「間隔」欄にポイント単位で行間隔を指定する
 
 
No.5

行間隔が変更された。ただし、文書のページレイアウトによっては、行間隔を変更するとルビの文字列が前の行に重なってしまうことがある。

そんな場合には、「ルビ」ダイアログでルビ文字列のサイズを小さくするか、あるいは、「ページ設定」ダイアログを呼び出して、1ページの行数を減らして、文書全体の行間隔を広げる

 
   前回紹介したExcelのふりがな機能とWordのルビ機能はどちらも文字列に読みを振る機能ですが、その仕組みには大きな違いがあります。
 Excelのふりがな機能はMS-IMEやATOKなどのIMEを用いて漢字交じりのデータを変換入力したときの読みをセルに記録しておいて、「ふりがな」→「表示/非表示」コマンドを実行時にその読みを表示する仕組みでした。
 一方、Wordのルビ機能は「ルビ」コマンドを実行時にMS-IMEのかな漢字変換機能を用いて漢字交じり文字列からかなに逆方向に変換して、その変換結果をルビとして表示する仕組みになっています。そのため、「渡部(わたなべ・わたべ)」、「三田(みた・さんだ)」・「尚子(なおこ・しょうこ)」のように、複数の読みがある文字列では本来の読みとは異なる読みが表示されることがあります。そんな場合には、「ルビ」ダイアログの「ルビ」欄の読みを訂正してください。
 
 
No.6
ルビは漢字の読み方を表示するだけでなく、この例のように、英単語や略語にその読みや意味を振っておくといった使い方も効果的だ
 
   最後に"トリビア"をひとつ――ふりがなをあらわす「ルビ」は宝石のルビーに由来している。
 まだ活字を使って印刷をしていた時代、イギリスの印刷業者の間では活字の大きさに"ダイヤモンド"とか"パール"というように宝石の名前を付けて呼んでいましたが、日本でふりがな用として使っていた活字の大きさが彼らの言うところの"ルビー"に相当していたため、ふりがな自体もルビと呼ぶようになったのだそうです。
   
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