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PCまめ知識side-A【第16回】
マクロが付いていないのに、Excelファイルを開く度に
その有効・無効を問われる
 

Excelでマクロを使っていると、不思議な現象に遭遇することがあります。
 通常、マクロが添付しているExcelブックを開こうとすると、「マクロを有効にするか否か」を確認するダイアログがあらわれます。これはマクロ機能を悪用したウイルスの感染を防ぐためのセキュリティ機能が働いたものですが、1つもマクロが添付していないExcelブックを開く際にまで、このダイアログがあらわれてしまうことがあります。

 実際に、ブックに添付しているマクロをすべて削除したうえで保存し、そのブックを再度開いて、確認してみましょう。

 
 
No.1
「予算シート」ブックを開こうとすると、マクロを有効にするか否かを問う「セキュリティ警告」ダイアログがあらわれる。「マクロを有効にする」を選んで、このブックを開く
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No.2
メニューから「ツール」→「マクロ」→「マクロ」を実行してみると……マクロが1つもない!
 
   何か、Excelにだまされているような不思議な現象ですが、これは、Excelブックに添付しているマクロをすべて削除しても、マクロの入れ物にあたる「モジュール」だけは残る仕様となっているためで、空っぽのモジュールがあるために、このブックを開く際に警告が出てしまうのです。
 以下に説明する「モジュールを解放する」という手続きを取ることによって、ブックからモジュールも消え去りますので、以降、このブックを開く際に警告ダイアログがあらわれることがなくなります。
 
 
No.3
メニューから「ツール」→「マクロ」→「Visual Basic Editor」を実行して、編集画面を開く。「標準モジュール」の中の「Module1」を右クリックして、「Module1の解放」を実行する
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No.4
Module1内のVBAプログラムをファイルに書き出すか否かを確認するダイアログがあらわれるので、「いいえ」を選択する
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No.5
もし、他にもModuleがある場合には、すべてのModuleに対して同じ操作を繰り返す。最後に、「ファイル」→「終了してMicrosoft Excelへ戻る」を実行して、Excelへ戻り、保存を実行する
 
 
 マクロが添付しているExcelブックを開く際に「セキュリティ警告」があらわれるのは、「ツール」→「マクロ」→「セキュリティ」コマンドで確認・設定できるセキュリティレベルが「中」になっている場合です(既定値は「中」)。
 セキュリティレベルの設定を「低」に変更すると、警告ダイアログはあらわれなくなりますが、ウイルスに感染する危険が増大しますので、その際には必ず、ウイルス対策ソフト(アンチ・ウイルスソフト)を利用するようにしてください。
 
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