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担当者別や営業所別の売上げ実績表を元に、売上げナンバー1を表彰するといった場合、もっとも多かった売上げ金額だけでなく、その売上げを達成した担当者や営業所の名前も掲示する必要があります。
表からデータを引用して表示するには、いくつかの方法があります。もっともよく知られているのは「VLOOKUP」関数ですが、「VLOOKUP」関数では検索対象の列が表の左端にないといけないという制約があるため、(売上げ額が表の左端にない)売上げ実績表で「VLOOKUP」関数を使用するのはあまり適していません。そこで、今回は「INDEX」関数と「MATCH」関数の組み合わせワザで、売上げ額が1位の担当者名を表示させてみましょう。
下の「今期担当者別売上げ額」表を元に、上の「今期売上げ額トップ」表に売上げ1位の担当者名とその売上げ額を表示することとする
まず、「今期売上げ額トップ」表の「売上げ額」欄を選択して、もっとも多かった売上げ額を表示するために「MAX」関数の数式を設定する
「売上げ額」欄にもっとも多かった売上げ額が表示された
ここからが「INDEX」関数と「MATCH」関数の組み合わせワザの本番です。
「INDEX」は1番目の引数で指定したセル範囲や配列の中から2番目(以降)の引数で指定した行・列の値を表示する関数で、一方の「MATCH」は2番目の引数で指定したセル範囲や配列の中から1番目の引数で指定した値を検索して、何番目の行や列で見つかったかを返す関数です。
この2つの関数を組み合わせて、
【1】「MATCH」関数を用いて、「今期担当者別売上げ額」表の中でもっとも多かった売上げ額が何行目にあるかを求める
【2】「INDEX」関数を用いて、「今期担当者別売上げ額」表の「担当者名」列から「MATCH」関数が返した行数目のデータを引用する
という仕組みで、売上げ額がもっとも多かった担当者の名前を表示します。
「今期売上げ額トップ」表の「担当者名」欄を選択して、「関数の挿入」ボタンをクリックして、「関数の挿入」ダイアログで「INDEX」関数を選択する(Excel97/2000の場合は「関数貼り付け」ボタンをクリックして、「関数の貼り付け」ダイアログで選択する)
「引数の選択」ダイアログがあらわれるので、上の「配列, 行番号, 列番号」を選択する
「関数の引数」ダイアログ(Excel97/2000の場合は「数式パレット」)の「配列」欄に「今期担当者別売上げ額」表の担当者名が入力されているセル範囲(B12〜B17)を指定する
「関数の引数」ダイアログの「行番号」欄にカーソルを移動してから、画面左上の「関数」欄の▼をクリックして「MATCH」関数を選択する。リスト中に「MATCH」関数がない場合は「その他の関数」を選択して、「関数の挿入」ダイアログで選択する
「関数の引数」ダイアログの表示が「MATCH」関数に切り替わるので、「検索値」欄に先ほど「MAX」関数を設定したC5セルを、「検査範囲」欄に「今期担当者別売上げ額」表の各担当者の売上げ額が入力されているセル範囲(C12〜C17)を指定する。さらに「照合の型」欄では「0」を指定する
「今期売上げ額トップ」表の「担当者名」欄に、もっとも売上げ額の多かった担当者の名前が表示された
「MATCH」関数の3番目の引数の「照合の型」欄で「1」を指定するか省略すると、検査値と完全に一致するデータがない場合に検査値以下で最大の値が一致とみなされます。また、「-1」を指定すると、検査値以上で最小の値が一致とみなされます。
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