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PCまめ知識side-A【第30回】 
毎日の勤務時間に応じて
アルバイトに支払う日給額をExcelで求める
 

 イベントなどでアルバイトを雇ったら、毎日の出勤時刻・退勤時刻を記録したうえで、会社で規定している時給に基づくアルバイト代を支払います(時給計算の場合)。

 まず、毎日の勤務時間は退勤時刻から出勤時刻を引き算すれば求められますが、日給額を計算する際には引き算した時間をそのまま使うのではなく、15分単位とか30分単位とかで丸めてから使うのが一般的です。Excelでこういった任意の単位で丸め処理を行うには「FLOOR」関数を用います。ここでは、30分単位で丸める例で説明します。

 
 
No.1

左側に毎日の「出時刻」と「退時刻」を入力すると、H列の「日給額」欄に毎日の日給額を計算して表示するフォームを作成する

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No.2

まず、「勤務時間」列の先頭セル(F5)に「退時刻」から「出時刻」を引き算する数式を設定したら、その数式を表の2行目以下(F6〜)にコピーする

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No.3

「勤務時間」を30分単位で丸めるために、「日給時間」列の先頭セル(G5)に「FLOOR」関数の数式を設定する。1番目の引数で丸めたい時間(ここではF5セル)を指定し、2番目の引数で「”0:30”」というように丸めたい単位の時間を””で囲って指定すればよい

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No.4

G5セルに設定した数式を表の2行目以下(G6〜)にコピーする

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No.5

「日給時間」のセル範囲全体(G5〜)を選択した状態で「書式」→「セル」を実行し、「表示形式」タブの「分類」欄で「時刻」を、「種類」欄で「13:30」を選択する

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No.6

G列の「日給時間」の表示が小数形式から時間形式に変わった。F列の「勤務時間」を30分単位に丸めた時間になっているハズだ

 

 あとは規定の時給をかけ算して日給額を求めればよいのですが、単純にかけ算する方法ではうまくいきません。

 ここでは、単純にかけ算したために間違った日給額となる場合と、正しい方法でかけ算して正しい日給額となる場合の双方を示しておきますので、ジックリと違いを見比べてください。

 単純にかけ算する方法でうまくいかないのは、Excelでは時間や時刻をあらわすデータを「一日24時間を1とする数値」として扱っているためです。「12:00」は「0.5」、「8:00」は「0.33333…」(3分の1)、「6:00」は「0.25」というようになりますので、先頭行の日給額は時給870円の3分の1の290円という計算結果になってしまうのです。

 
 
No.7

単純に、G列の「日給時間」にG2セルの「時給」をかけ算した場合。初日は8時間働いているのに、わずか290円という日給額に!

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No.8

正しい日給額を求めるには、G列の「日給時間」を「”1:00”」で割り算したうえでG2セルの「時給」をかけ算する。今度は正しい日給額が計算されている

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