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PCまめ知識side-A【第42回】 
外部から取り込んだ住所録データに
まとめてふりがなを振りたい
 

 Excelには文字列データにふりがなを振る機能として、(1)文字列データが入力してあるセル内にルビを振る「ふりがな」コマンド、(2)文字列の読みを別のセルに表示する「PHONETIC」関数が備わっています。

 住所録や顧客名簿などを作成する際に欠かせない便利な機能ですが、他のアプリケーションで作成したCSV形式のファイルを取り込んだり、他のアプリケーション上からコピー&ペイストで貼り付けたりした場合には、これらのふりがな機能を用いてもふりがなが表示されないという制約があります。Excelのふりがな機能は漢字交じりの文字列をかな漢字変換して入力した時の読みを記録しておいて、ふりがなとして表示する仕組みとなっているためです。

 そこで、別の回で、文字列にふりがなを振るマクロを作成する方法を紹介したことがあります。しかし、このマクロを用いてふりがなが振っても、名前としては不適切な読みになることがあります。

 
 
No.1

選択中のセルの文字列にふりがなを振るマクロを作成する

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No.2

ふりがなを振りたいセル範囲を選択したうえで上記マクロを実行すると……

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No.3

氏名の漢字の真上に読みが表示されるが、「平野」の読みが「へいや」に、「英和」の読みが「えいわ」になるなど、姓名の読みとしては不適当な箇所が散見する

 

 このマクロはMS-IMEのかな漢字変換辞書を用いて、通常とは逆に漢字文字列からかなに変換することによって、ふりがなを振っています。
 その際、一般的な日本語の文章の入力に適した「標準辞書」を優先的に用いる設定となっているため、「平野」や「英和」などの姓名が固有名詞の読みではなく、一般名詞の読みとしてふりがなが振られてしまいます。
 そこで、MS-IMEの変換辞書の設定を変えてやることによって、姓名の読みらしいふりがなを振ることが可能となります。

 ちなみに、ここでは文字列にふりがなを振るマクロのケースで説明しましたが、MS-IMEの辞書の設定を変えるテクニックはExcelの「ふりがな」→「編集」コマンドを使って、ふりがなの付いていない文字列にふりがなを追加する場合も有効です。

 
 
No.4

言語バー(またはMS-IMEバー)の「ツール」ボタンをクリックして、「プロパティ」を選択する

 
 
No.5

MS-IMEのプロパティ画面の「辞書/学習」タブの「システム辞書」欄で、「標準辞書」のチェックをOFFに、「人名地名辞書」のチェックをONに変更する

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No.6

一旦設定済みのふりがなを消去したうえで、再度、ふりがなを振りたいセル範囲を選択したうえで上記マクロを実行すると……

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No.7

MS-IMEの「人名地名辞書」を利用して読みが振られるので、より適切なふりがなが付けられる

 
 

「姓名地名辞書」だけを用いる設定にしても、いく通りかの読みがある姓名もあるので、いつも正しい姓名の読みが振られるとは限らない。必ず、確認するようにしてほしい。
また、「標準辞書」を使わない設定のままだと、通常の文章を思い通りに変換入力できないので、ふりがなの設定を終えたら、必ず、元の設定に戻すのを忘れないように。

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