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PCまめ知識
Excelで「顧客別の訪問予定表」とか「請求予定表」などを作成しておいて、実際に訪問や請求を済ませたら、その行のフォント色やセルの背景色を変えるといったチェックシート的な使い方をすることがありますが、どうせExcelを使うなら、もっとスマートにやりたいものです。
そこで、ここではあらかじめ「顧客別訪問チェック表」上に「チェックボックス」を設けておいて、訪問や請求を済ませたら、このチェックボックスをONにするだけでその行のフォント色がまとめて赤に変更される方法を紹介しましょう。
チェックボックスを使う方法を説明する前に、すべて手作業で、訪問済みの会社の行のフォント色だけを緑に変更する方法から確認しておこう。フォント色を変更したい行(セル範囲)を選択したうえで、「書式」→「セル」を実行する
「セルの書式設定」ダイアログの「フォント」タブの「色」欄でフォント色を指定する(あるいは、「書式設定」ツールバーの「塗りつぶしの色」ボタンの選択肢から指定する)
選択していたセル範囲のフォント色が指定色に変更された。左図は表が小さいので、それほど大変ではないが、もっと表が大きかったら、セル範囲を選択するだけでも骨が折れるし、間違って別のセル範囲のフォント色を変えてしまう恐れもある
Excelのシート上に「チェックボックス」を設けるには、まず、「表示」メニューの「ツールバー」の選択肢から「コントロールツールボックス」ツールバーを呼び出します。画面上に「コントロールツールボックス」ツールバーが呼び出されるのと同時に、「デザインモード」に切り替わります。この「デザインモード」ではチェックボックスをはじめとする様々なボタン類を挿入したり、そのプロパティを設定したりすることができます。
Accessなどのデータベースソフトを触わったことがない人にとってはあまり馴染みのない作業かも知れませんが、作業自体はけっして難しくありませんので、ゆっくり丁寧に行ってみてください。
「顧客別訪問チェック表」の左端にチェックボックスを設けるための列を挿入する(B列)。メニューから「表示」→「ツールバー」→「コントロールツールボックス」を実行する
「チェックボックス」ボタンをクリックしてから、B列のセル内をドラッグしてチェックボックスを挿入する
「プロパティ」ボタンをクリックして、今挿入したチェックボックスの「プロパティ」の「LinkedCell」欄にチェックボックスを挿入したセルのアドレス(B5)を入力する
「顧客別訪問チェック表」の最終行まで、操作手順[5]〜[6]を繰り返して、チェックボックスの挿入・「LinkedCell」プロパティの設定を行ったら、「デザインモードの終了」ボタンをクリックする
チェックボックスを設けたB列のセル範囲(B5〜B15)を選択して、その文字色として「白」を選択する。チェックボックスとセルをリンクさせたことによって、セルに「TRUE」や「#N/A」などが表示されるようになったので、これをユーザには見えないようにするものだ
フォント色を変えたいC〜E列のセル範囲(C5〜E15)を選択したうえで、メニューから「書式」→「条件付き書式」を実行する
「条件付き書式の設定」ダイアログの「条件1」欄に「数式が」「=$B5=TRUE」という条件式を設定する。「$B5」というように、列番号は絶対参照に、行番号は相対参照にするところがポイントだ
「書式」ボタンをクリックして、「セルの書式設定」ダイアログの「フォント」タブで条件を満たした時のフォント色を指定する。あとは順番にダイアログを閉じれば、準備は完了
B列に挿入したチェックボックスをクリックしてONにすると、その行のC〜E列のフォント色だけが指定した赤に変わる。OFFにすると、元のフォント色に戻るハズだ
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