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PCまめ知識side-A【第52回】 
文字列として入力されてしまっている
数値が計算対象とならない!
 

 普通にキーボードから入力する分には滅多にないことですが、数値が文字列として入力されてしまうことがあります。例えば、セルの表示形式として「文字列」に設定されているセルに数値をキー入力すると文字列の扱いとなりますし、他のソフトで作成したデータを読み込んだ時に数値が文字列の扱いとなってしまうこともあります。
 文字列の扱いで入力されると、見た目は数値であっても計算対象となりませんので、合計値などが正しく表示されないという不具合が発生します。

 Excel2002以降では、数値が文字列として入力されると、そのセルの左側にスマートタグがあらわれて、「数値が文字列として入力されている」ことが警告されます。このスマートタグのコマンドを用いて、文字列から数値に変換することができます。

 
 
No.1

C7〜C11セルに数値が通貨形式で入力されているように見える。しかし、C13セルに「SUM」関数の数式を設定してあるのに、正しい合計値が表示されない

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No.2

数式バーでC7セルの内容を確認すると、
「19800」という数値ではなく、「\19,800」という文字列として入力されている

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No.3

C7セルの左隣のスマートタグをクリックして、「数値に変換する」を選択する

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No.4

同じように、C8〜C11セルも数値に変換すると、「SUM」関数の数式が設定してあるC13セルに正しい合計値が表示された

 

 文字列として入力されてしまった数値が数箇所であれば、前述のスマートタグを用いる方法でよいでしょうが、対象となるセルが数百・数千……と多い場合には手間がかかりすぎます。

 このような場合には、文字列として入力されているセルに数値をかけ算すると、文字列から数値に変換されることを利用して、文字列として入力されているセルにまとめて「1」をかけ算します。かける数値が「1」ですので、元の数自体を変えることなく、文字列から数値に変換することができるワケです。

 
 
No.5

D5〜D61セルに数値がすべて文字列として入力されているため、
「SUM」関数の数式が設定してあるC64セルに正しい合計値が表示されない

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No.6

表の余白(ここではF5セル)に数値「1」を入力したうえで、このセル内容をクリップボードにコピーする

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No.7

続いて、数値が文字列として入力されてしまっているD5〜D63セルを範囲選択したうえで、
「編集」→「形式を選択して貼り付け」を実行する

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No.8

「形式を選択して貼り付け」ダイアログの「貼り付け」グループで「数式」を、「演算」グループで「乗算」を選択したうえで
[OK]をクリックする

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No.9

D5〜D61のセル内容がすべて数値に変換され、C64セルに正しい合計値が表示された

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No.10

「書式設定」ツールバーの「通貨スタイル」ボタンをクリックして、D5〜D63のセルに通貨の表示形式を設定する(余白に入力した「1」を削除する)

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