【第98回】
文書全体のフォントを変更したのに
半角英数字の書体だけが変わらない!
Wordで文書を作成すると、全角文字は「MS P明朝」フォントで、半角文字は「Century」フォントが既定の書体として設定されます。明朝体の書体は文字の横線が縦線よりも細くデザインされているため、印刷した文書をFAXで送ると、文字の横線が消えたりかすれてしまって読みにくくなることがあります。ゴシック体や丸ゴシック体など、文字の線の太さが一定の書体を使えば、このトラブルを回避できます。
文書全体の書体を変えるには、文書全体を選択したうえで「書式設定」ツールバーにある「フォント」欄でフォントを指定するのがお手軽ですが、この方法では文書内のひらがなや漢字などの全角文字は指定したフォントの書体に変わるものの、英語や数字などの半角文字は変わりません。
半角文字も含めて、文書内のすべての文字の書体を変える方法を説明しましょう。
文書内のすべての文字が選択された状態で、「書式設定」ツールバーの「フォント」欄で「HG丸ゴシックM-PRO」フォントを選択すると……
文書内の全角文字はすべて指定した「HG丸ゴシックM-PRO」フォントの書体に変わったが、英語や数字などの半角文字は元のままで変わらない
「書式」→「フォント」を選択して、「フォント」ダイアログを呼び出すと、「日本語用のフォント」欄には指定した「HG丸ゴシックM-PRO」フォントが設定されているのに対して、「英数字用のフォント」欄は「Century」で、変わっていないことがわかる
「英数字用のフォント」欄で先頭の「(日本語用と同じフォント)」を選択する
文書内の半角文字も「HG丸ゴシックM-PRO」フォントの書体に変わった
半角文字の書体を全角文字と揃えることの方が多かったら、日本語用と英数字用に同じフォントを使うように設定します。
すると、「書式設定」ツールバーの「フォント」欄でフォントを指定するだけで、全角文字と半角文字の両方がそのフォントの書体に変わるようになります。
「ツール」→「オプション」を選択して、「オプション」ダイアログの「全般」タブの「日本語用と英数字用に同じフォントを使う」をチェックする
文書全体を選択したうえで、「書式設定」ツールバーの「フォント」欄で「DFP超極太明朝体」を選択すると……
半角文字も含めて、文書内の文字がすべて指定した「DFP超極太明朝体」フォントの書体に変わった