さて、前回はメールを閲覧しただけでウイルスに感染する理由を説明して、メールソフトのOutlook Expressでできる最低限の対策をご紹介しました。しかし、日々、悪質化・高度化しているウイルスの感染を防ぐには、「Norton AntiVirus」(シマンテック社)、「ウイルスバスター」(トレンドマイクロ社)、「VirusScan」(マカフィー社)などのウイルス対策ソフトの導入が欠かせません。お仕事で使っているパソコンでは、今や「ユーザーの義務」と言ってもよいかと思います。
「うちの会社のパソコンにはNortonが入っているから大丈夫!」などと安心している貴方! 定期的に定義ファイルの更新を行っていますか?
ウイルス対策ソフトは、今までに発見された何万種類というウイルスを解析した結果を台帳として蓄えておいて、メールを受信したり、Webページを閲覧したりしたときに、その台帳と照合してウイルスを検出する仕組みとなっています。この方法だけでは未知のウイルスに対抗することができませんので、メーカー毎にウイルスの感染を防ぐためのさまざまな工夫が施されていますが、台帳との照合が基礎となっている点は変わりません。しかし、ほとんど毎日のように新しいウイルスが登場している今日、重要なのは、あらたに見つかったウイルスのデータをいち早く台帳に反映させることです。そのため、すべてのウイルス対策ソフトがインターネットを使って、ウイルスの台帳、すなわち、ウイルス定義ファイルを更新する機能を備えています。
ウイルス定義ファイルの更新は、パソコンが起動している間に自動的に行ってくれる製品もあれば、ユーザー自身でコマンドを実行しないといけない製品もあります。また、自動更新機能が備わっていても、(常時接続ではない)ダイヤルアップ接続の環境では手動で更新する設定になっている場合もあるでしょう。 |