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PCまめ知識side-B【第5回】 
うちの会社のパソコンにはNortonが入っているから、ウイルスは心配ない?
 

 さて、前回はメールを閲覧しただけでウイルスに感染する理由を説明して、メールソフトのOutlook Expressでできる最低限の対策をご紹介しました。しかし、日々、悪質化・高度化しているウイルスの感染を防ぐには、「Norton AntiVirus」(シマンテック社)、「ウイルスバスター」(トレンドマイクロ社)、「VirusScan」(マカフィー社)などのウイルス対策ソフトの導入が欠かせません。お仕事で使っているパソコンでは、今や「ユーザーの義務」と言ってもよいかと思います。

 「うちの会社のパソコンにはNortonが入っているから大丈夫!」などと安心している貴方! 定期的に定義ファイルの更新を行っていますか?
 ウイルス対策ソフトは、今までに発見された何万種類というウイルスを解析した結果を台帳として蓄えておいて、メールを受信したり、Webページを閲覧したりしたときに、その台帳と照合してウイルスを検出する仕組みとなっています。この方法だけでは未知のウイルスに対抗することができませんので、メーカー毎にウイルスの感染を防ぐためのさまざまな工夫が施されていますが、台帳との照合が基礎となっている点は変わりません。しかし、ほとんど毎日のように新しいウイルスが登場している今日、重要なのは、あらたに見つかったウイルスのデータをいち早く台帳に反映させることです。そのため、すべてのウイルス対策ソフトがインターネットを使って、ウイルスの台帳、すなわち、ウイルス定義ファイルを更新する機能を備えています。

 ウイルス定義ファイルの更新は、パソコンが起動している間に自動的に行ってくれる製品もあれば、ユーザー自身でコマンドを実行しないといけない製品もあります。また、自動更新機能が備わっていても、(常時接続ではない)ダイヤルアップ接続の環境では手動で更新する設定になっている場合もあるでしょう。

 
 
No.1

 

     
     
ウイルス対策ソフトが受信メールに添付していたウイルスを検出して削除する仕組み。Webページを閲覧したり、フロッピーディスクを開いたりする場合も同様に、アプリケーションが開く前にウイルス対策ソフトがチェックして安全を確認する仕組みとなっている
 
 
No.2

 

     
     
Norton AntiVirusの例。定義ファイルが自動的に更新されない設定になっていたら、「LiveUpdate」ボタンをクリックして、手動で更新する
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No.3

 

     
     
「LiveUpdate」の案内に従って、更新を実行する
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No.4

 

     
     
現在の定義ファイルが最新版であれば、その旨の表示があらわれるはずだ
 
   ウイルス定義ファイルを更新できる期間は、たいていのウイルス対策ソフトが1年間となっていて、それを過ぎると更新ができなくなります。期限が迫ってきたら、更新サービスの延長を申し込む(有償)か、あるいは、同じ製品の新バージョンや別のウイルス対策ソフトを購入する必要があります。
 なお、メーカー製のパソコンをお使いになっている方であれば、購入時に何らかのウイルス対策ソフトがプレインストールされていたでしょうが、このプレインストールされているウイルス対策ソフトはあくまでも評価用のお試し版です。ウイルスを検出して削除するという働きそのものは製品版と同等ですが、ウイルス定義ファイルを更新できる期間が30日間とか90日間というように、きわめて短い期間に限定されていますので、ご注意ください。
 
No.5

 

     
     
常時接続環境であれば、「オプション」ボタンをクリックして、「自動LiveUpdateを有効にする」をチェックする。以降、パソコンを起動している間に自動的にウイルス定義ファイルを更新してくれるようになるので、手間いらずだ
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