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PCまめ知識
営業報告書やマーケティング資料などに、「県別に人口の多寡をあらわす地図」とか「市区町村別に売上げの多い地区と少ない地区を塗り分けた地図」などを添付したいことがあります。
このような地図を作成するには、地図の元となる地理データに加えて、その地図の指定した範囲(県や市町村など)だけを塗りつぶしたり、都道府県名や県庁所在地などの地名情報を表示する機能が必要となります。 「GIS(Geographical Information Systems):地理情報システム」と呼ばれる専用ソフトウェアを利用すると、本格的なマーケティング地図を作成することができますが、ここではより手軽に白地図を描画することのできるフリーソフト「白地図KenMap」を紹介しましょう。
作者(鎌田輝男氏)のサイト「ちらし寿司」から「KenMap」をダウンロードし、適当なフォルダに展開する
展開後にできあがった「Kenmap81.exe」アイコンをダブルクリックする(ファイル名の「81」の部分はバージョンをあらわす数字)と、「KenMap」が起動する
「県指定」ボタンをクリックして、「都道府県指定」ダイアログで描画したい都道府県のチェックボックスをONにしたら「決定」ボタンをクリックする
指定した都道府県の白地図が作成される。既定値では県を区切る境界線が細いうえに、(県境に加えて)市町村を区切る境界線も表示する設定となっているので、これを変更してみよう
「表示設定」ボタンをクリックして、「地図表示設定」ダイアログで「海岸線」と「都府県境」の線色と線太さを指定し、「市町村界」のチェックボックスをOFFにする。「閉じる」ボタンをクリックして、同ダイアログを閉じる
より見やすい関東の都道府県地図が作成された
引き続き、いま作成した関東6県の白地図に、各県の人口に応じた色分けを行ったうえで、県名と県庁所在地を表示させてみましょう。
地図ができあがったら、PNG・JPEG・BMPのいずれかの形式の画像として保存することができますが、ここではクリップボードにコピーしたうえで、Word文書中に貼り付けてみます。
「ペイント」ボタンをクリックして、「ペイント(塗り分け)」ダイアログの「塗り色」グループで塗りたい色の系統を指定する。塗りたい色のボタンをクリックしてから地図をクリックすると、クリックした県がその色で塗りつぶされる。塗りつぶしたい県すべてにこの操作を繰り返す
「凡例編集」ボタンをクリックして、「地図凡例編集」ダイアログの「凡例数」欄で地図上で塗りつぶした色数を指定する(この例では「4」)。さらに、「タイトル」欄にタイトルを、「説明1」〜「説明4」欄に凡例として表示したい内容を入力する
「地図凡例」チェックボックスをONにすると、「地図凡例編集」ダイアログで指定した凡例が地図上に表示される。ドラッグして、邪魔にならない適当な位置に凡例を移動する
「表示設定」ボタンをクリックして、「地図表示設定」ダイアログの「都道府県名」チェックボックスと「県庁所在地」チェックボックスをONにして、「閉じる」ボタンをクリックする
白地図上に都道府県名と県庁所在地の都市名が表示される。「画像コピー」ボタンをクリックする
Word文書上で「貼り付け」を行うと、「白地図KenMap」で作成した地図が画像として貼り付けされる
作者のサイトでは「白地図KenMap」のほかに「白地図MapMap」も公開されている。「白地図KenMap」は市町村境界に対応しているのに対して、「白地図MapMap」は対応していないという違いがある。 都道府県レベルの日本地図で十分な場合は「白地図MapMap」の方をダウンロードするとよいだろう。
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