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PCまめ知識

【第97回】

ハードディスクの空き領域を増やすには

 ハードディスクの空き容量が極端に減ってくると、Wordなどで作成中の文書を保存できなくなるだけでなく、Windowsの動作も不安定になってきます。
 その際には不要なアプリケーションを削除したり、当面使う予定のない古いデータをバックアップしたうえで削除したりするのが基本ですが、複数人で共用しているパソコンなど、勝手にアプリケーションやデータを削除できないことがあります。
 その場合には、まず、Internet Explorerなどの一時ファイルを削除したり、ごみ箱を空にしたりして、ハードディスクの空き容量を増やします。

 Internet Explorerの一時ファイルやごみ箱の中身は個別に削除することもできますが、ここでは一括して不要なファイルを削除する「ディスククリーンアップ」機能を紹介しましょう。

「マイコンピュータ」の中の空き容量が少なくなったドライブを右クリックして、「プロパティ」を選択する

「全般」タブの「ディスクのクリーンアップ」をクリックする

対象ドライブ中の一時ファイルやごみ箱をきれいにすると、どの程度、空き容量が増えるか示されるので、確認したうえで、「OK」をクリックする

   


  Internet Explorerの一時ファイルは通常、Cドライブに作成されますので、「ディスククリーンアップ」機能はCドライブには効果的ですが、それ以外のドライブではあまり効果が出ないことがあります。

 Windows XPやVistaではドライブ内のファイルやフォルダを圧縮する機能が用意されています。これを利用すると、「ディスククリーンアップ」機能で十分な効果が出なかったドライブの空き容量も増やすことができます。

 「ドライブ内のファイルやフォルダの圧縮」はWindowsに内蔵されている圧縮機能であるため、圧縮フォルダ内にファイルを保存すると、自動的に圧縮されますし、その反対に、圧縮されたファイルを開くと、自動的に展開されます。いったん、圧縮してしまえば、ユーザはそのファイルやフォルダが圧縮されていることを意識せずに利用できるのが大きな特長です。

   

圧縮したいフォルダかファイルを右クリックして、「プロパティ」を選択する

「全般」タブの「詳細設定」ボタンをクリックする

「属性の詳細」ダイアログの「内容を圧縮してディスク領域を節約する」をONにする

プロパティに戻ったら、「適用」をクリックする

「属性変更の確認」ダイアログで「このフォルダ、およびサブフォルダとファイルに変更を適用する」を選択したうえで「OK」をクリックする

フォルダ内のファイルがすべて圧縮されて、元サイズの6分の1程度になったため、このドライブに380MB程度の空き容量が生まれた

「ドライブ内のファイルやフォルダの圧縮」機能を使えるのは、ドライブが「NTFS」形式でフォーマットされている場合です。「FAT」あるいは「FAT32」形式でフォーマットされているドライブではプロパティに「詳細設定」ボタンが表示されず、「ドライブ内のファイルやフォルダの圧縮」機能を利用することはできません。
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