| 前回は、ヒューマンスキルについてのお話をしました。その中でヒューマンスキルがチェックされるポイントを挙げましたが、今回はそのポイントのひとつである「挨拶」に関するお話です。
車の運転中を思い出してみて下さい(運転しない方は同乗している場面を思い出して下さい)。
2本の道路が合流するとき、別サイドから走行してくるドライバーに先の進入を譲ったとします。すると、ウィンドウ越しにお辞儀をされたり、ハザードランプをチカチカと点滅してもらえたりすることがありますよね。これは、ドライバー同士のマナーの1つです。
もし、先を譲ったのに何の挨拶もされなかったら、あなたはどのような気分になりますか?「先を譲って損した」「なんて失礼な人」と憤りを感じたりしないでしょうか。
海外のホテルなどで、欧米の方とエレベーターに乗り合わせたり、階段ですれ違う際などに、「Hello」や「Hi」などの挨拶をされた経験のある方は多いと思います。
私は以前、ハワイ・オアフ島のダイヤモンドヘッドに登った際、すれ違う人・すれ違う人に、挨拶の言葉と満面の微笑みを投げかけられ、とても嬉しくなった思い出があります(山道で人とすれ違う際に挨拶をするのは、ハイカーのマナーでもありますが)。
声をかけられないまでも、欧米の方は様々な場面でふとした拍子に目が合うと、ニコッと微笑んでくれることが多いですよね。そんなとき、爽やかな気分になったり、なんとなく嬉しくなったりしませんか?(残念ながら日本の風習上、これをそのまま国内でも実践、とはいきませんが。見知らぬ人に唐突に微笑みかけて、あらぬ誤解を抱かれても困ってしまいますし…)
誰かに挨拶をされると、人は良い気分になるものです。
そして、その挨拶をしてくれた相手に対し、良い感情を抱きます。
挨拶抜きで始まる人間関係はないのです。 |