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マナーコラム

第8回 「表現筋の鍛え方

  今回は、前回予告いたしました「表情筋の鍛え方」についてです。

表情筋とは、顔の表情を作る筋肉の総称です。
この中で、自然な笑顔などの、人に好感を抱かれる表情を作るために特に鍛えたいのは、目元から口元にかけての筋肉です。 この筋肉を鍛えるために、様々なストレッチ法、トレーニング法がありますが今回は気軽にでき、なおかつ継続しやすいものをご紹介しましょう。

まず、鏡に向かい、口を閉じたまま、口の端(口角といいます)を目尻の方に引っ張りあげるようにしてみて下さい。そうすると、口角から目尻にかけての筋肉が盛り上がります。

次に、その盛り上がった筋肉を、左右交互にさらに上にあげるように、ゆっくりと動かします(頬の筋肉を顔の外側斜め上に持ち上げ、左右交互にウインクするように)。 この左右交互の動作1回ずつを1セットとして、一日に20〜30セット繰り返すようにします。朝晩のお布団の中、入浴中、お手洗いの個室の中など、少しでも時間が空いたときに簡単にできます。

また、「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・オ」と言う際の口の開け方を、口を大きく開けながらするのも効果的です。 声は出さなくて良いので、こちらも色んな場所で実践できます。 まずは10回程度繰り返すことから初めてみて下さい。 なお、これを行うときは、口まわりと首筋の筋肉が伸び、口が “縦に・横に”大きく開くようにして下さい。

これらの運動を続けることにより、表情筋が鍛えられ、自然な笑顔や、人に好感を持ってもらえるやわらかな表情ができるようになります。
まずは試しに2〜3週間程続けてみて下さい。 頬や顎の周りがすっきりし、顔の表情が活き活きしてきていることに気がつくはずです。 会話をする際に、口元が動かしやすくなってきたことにも気がつくことでしょう。 また、肌のはりや艶が良くなったかも…と感じるかもしれません。それは、筋肉を動かし、血行やリンパ液の流れが良くなったことにより得られる効果です。 周囲の人に「痩せた?」とか「顔がすっきりしたね」などと言われるかもしれません。むくみや無駄なお肉が取れる効果もあるからです。

ここまで読まれたあなた。「こんな効果があるなら、試してみよう」と思いませんか。ぜひ、今日から実践してみて下さい。

今回のコラムの締めくくりとして、顔に関する著名人の言葉をいくつかご紹介します。
・人は自分の顔に責任を持たねばならない (A.リンカーン)
・よい顔が推薦状であるならば、よい心は信用状である (エドワード.G.ブルワー.リットン)
・男の顔は履歴書 (大宅壮一)

これらの“顔”とは、生まれ持っての顔立ちではなく、それまでの人生でどのような表情をしてきたかによって作られてきた顔の皺や、顔の表情から受ける印象を指しています。

人は、ある程度の年齢になると、顔でその人の内面(人格、知性、教養など)を判断される。 常にこれを意識して、より良い表情が作れるようにしていきましょう。
   
  
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