オフィス敬語の正しい使い方

オフィスで何気なく使っている敬語、あっているつもりが実は間違って
いることも・・。あなたは正しく敬語が使えていますか?

上司と一緒にレッツゴー!

問題:あなたのセリフとして、正しい敬語を次の5つの選択肢から
    選んでください。

(上司と一緒に、取引先に行く場面)

上司:「それじゃ村上さん、一緒に行こうか」

あなた:「○○○

選択肢

1.ご一緒にまいります。
2.ご同行します。
3.ご一緒しましょう。
4.お供いたします。
5.まいりましょう。


解説

上司に一緒に取引先に行こうと誘われました。
あなたはそのとき、どういう表現をすればよいでしょうか。

「え〜ッ!課長も○○へ行くんですか?わあ、偶然ですね!私もこれから○○へ行こうと思ってたんですよ!」

なんて言っている人いませんか?人の好い上司なら許されるかもしれませんが、敬意がなく、上司に対する適切な返答ではありません。

さて、今回は選択肢の問題です。わかりましたか?

1.「参る」は、「行く」の謙譲語で、主語を低める役割をします。したがって、ここでは上司も低めてしまい、相手まで謙譲の道連れとなって、失礼です。

2.この言葉を使う人はあまりいないと思いますが、「同行」は目上の者が目下の者を連れて行く場合に使われる表現なので、ここでは不適切。

3.「しましょう」が不適切です。一緒に行こうという自分の意思を、上司へ押しつけるような印象があります。

5.1と同様、上司も一緒にへりくだらせてしまいます。
水戸のご老公が、角さんと助さんに言うのなら間違いではありませんが(笑)。

答え

「4.お供いたします。」


ここは4番が正解です。一歩引いた表現の「お供いたします」と言うのがベストです。

「お供」という言葉を使うと、主体は相手で、自分は従です。

敬語は、相手を主体とするほど丁重度が高くなりますので、「お供」とするのがよいのです。

NGフレーズ例

NGフレーズ例本文

×「じゃ、行きますか」
※お友達同士ならOKですが・・・。
×「行かせてもらいます」
※「〜させてもらう」という表現は、相手の意志にかかわらず自分のために行うという意味があるので、せっかく誘ってくれた上司の好意を無視している、失礼な言い方です。さらに「もらう」は敬語ではないので、「行かせていただきます」というべきです。
×「一緒に行ってもいいですよ」
※上司に対して失礼な言い方です。上から目線の言い方はやめましょう。
×「お気持ちだけありがたくお受けいたします」
※言葉遣いは正しいのですが、不適切な返答です。

もう1歩

頭に、「ぜひ」「喜んで」を付けると、積極的な姿勢をアピールできて、好感が持てます。

「喜んでお供いたします」
「ぜひお供させてください」

さらにもう1歩

上司と行動を共にする場合には、相手を先に立てて斜め半歩後ろを歩くようにするとよいでしょう。話しやすいからと真横に並んだり、先導するつもりで前に立ったりするのはよくありません。

上司と一緒に行動する時は気遣いが必要ですが、上司と話をするまたとないチャンスです。知らない情報を収集することもできるかもしれませんので、積極的に「お供させていただく」ことが大切です。


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